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世界標準の消化管研究

 

大幸薬品研究所は、消化管の研究を通じて皆様の健康に貢献できるよう世界のトップレベルの研究者との共同研究を続けています。そのひとつに、滋賀医科大学・解剖学講座(生体機能形態学)の藤宮峯子准教授との共同研究があります。藤宮先生が長年にわたり実績を積み上げてこられた、小動物(ラットなど)における上部ならびに下部消化管運動を意識下(無麻酔)かつ無拘束で測定する実験系を使って、木クレオソートの効果だけでなく消化管運動に関する基礎的な研究を行っています。この小動物を使った消化管運動測定系は世界でも実施している研究機関が少ない貴重な技術です。

 

消化管運動に作用する薬物をスクリーニングする方法のひとつに摘出した消化管の運動を測定する実験系があります。この実験系は簡便で有用ではあるのですが、摘出消化管を使うことから“脳腸相関”の研究には適していません。ストレスやIBSなど、“脳腸相関”に関係した研究には生体での消化管運動測定が必須です。小動物を使った意識下での消化管運動に関する研究において従来使われていた指標は、上部消化管運動では胃内容物排出能、下部消化管運動では排出糞便数です。ところが、これらの指標は消化管運動を直接観察していることにはなっておらず、消化管運動の詳細な解析はできません。胃内容物排出能を測定するためには動物の胃を摘出しなければならず、同じ動物での継続測定ができませんし、排出糞便数は実験環境に左右されやすく個体差の大きい指標です。これらのことから、藤宮先生の意識下無拘束動物での消化管運動測定系は非常に重要な実験系です。

 

藤宮先生のご指導による共同研究で、かつ、デューク大学消化器外科学教授 高橋徳先生からのご指導も仰ぎ、意識下無拘束動物の消化管運動測定系を使って、「木クレオソートは副腎皮質ホルモン誘発因子(CRF)脳室内投与による大腸運動亢進をセロトニン受容体を介して正常化する」ことを明らかにしました。高橋先生もラットおよびイヌの意識下での消化管運動測定の研究をされている数少ない世界トップレベルの研究者のおひとりです。

 

今後も世界トップレベルの研究者と連携して、大幸薬品研究所は世界に通用する木クレオソートの研究ならびに“脳腸相関”の研究を継続していきます。さらに、新たな消化管疾患治療薬の開発を目指します。

 

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