学術情報

二酸化塩素ガス溶存液

ウイルス検証データ

インフルエンザウイルス

方法

A型インフルエンザウイルス(H1N1)に各成分の溶液(各濃度 1 ppm)を作用させ、そのウイルス感染価を測定しました。

結果

二酸化塩素1 ppmは次亜塩素酸ナトリウム1 ppmと比較して100倍以上の抑制が示唆されました。
亜塩素酸ナトリウム(通称「安定化二酸化塩素」と呼ばれている)1 ppmは、感染価の抑制がみられませんでした。

二酸化塩素ガス溶存液のインフルエンザウイルス除去実験結果

第33回防菌防黴学会にて発表(東京、2006)

ネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替ウイルス)

方法

ノロウイルスの代替ウイルスであるネコカリシウイルスに各成分の溶液を所定濃度作用させ、そのウイルス感染価を測定しました。

結果-1

二酸化塩素4 ppmは次亜塩素酸ナトリウム4 ppmと比較して100倍以上の抑制が示唆されました。
亜塩素酸ナトリウム(通称「安定化二酸化塩素」と呼ばれている)は、100ppmでも感染価の抑制がみられませんでした。

二酸化塩素ガス溶存液のネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替ウイルス)除去実験結果

第1回食品薬学シンポジウムにて発表(大阪、2006)

結果-2

二酸化塩素10 ppmはポピドンヨード10 ppm と比較して100,000倍以上の抑制が示唆されました。

二酸化塩素ガス溶存液のネコカリシウイルス(ノロウイルスの代替ウイルス)除去実験結果

大幸薬品検証データ

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)

方法

ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に各成分の溶液を所定濃度で1分間作用させ、そのウイルス感染価を測定しました。

結果

二酸化塩素は10 ppmの濃度では、次亜塩素酸ナトリウム10 ppmと比較して100倍以上の抑制が示唆されました。
亜塩素酸ナトリウム(通称「安定化二酸化塩素」と呼ばれている)では、感染価の抑制がみられませんでした。

二酸化塩素ガス溶存液のヒト免疫不全ウイルス(HIV)除去実験結果

第33回防菌防黴学会にて発表(東京、2006)

アデノウイルス

方法

アデノウイルス(hAd2)に各成分の溶液(各濃度 10 ppm) を作用させ、そのウイルス感染価を測定しました。

結果

二酸化塩素10 ppmは次亜塩素酸ナトリウム10 ppmと比較して10,000倍の抑制が示唆されました。

二酸化塩素ガス溶存液のアデノウイルス除去実験結果

第56回 日本ウイルス学会にて発表(岡山、2008)

麻しんウイルス

方法

麻しんウイルスに各成分の溶液(各濃度 10 ppm)を作用させ、そのウイルス感染価を測定しました。

結果

二酸化塩素10 ppmは次亜塩素酸ナトリウム10 ppmと比較して1,000倍以上の抑制が示唆されました。

二酸化塩素ガス溶存液の麻しんウイルス除去実験結果

第56回 日本ウイルス学会にて発表(岡山、2008)

二酸化塩素ガス溶存液と次亜塩素酸ナトリウム溶液のウイルス除去効果の比較

ウイルス検証データ:二酸化塩素と次亜塩素酸ナトリウムのウイルス除去の比較

試験管内で、各種ウイルスに二酸化塩素ガス溶存液または次亜塩素酸ナトリウム溶液を所定時間作用させ、99.99%以上のウイルスを除去させる濃度と時間を測定しました。

三浦孝典、柴田高 アニテックス 21(6), 11-16 (2009).
Sanekata T., et al. Biocontrol Science 15(2), 45-49(2010).より改編

論文要旨(アニテックス)
論文要旨和訳(Biocontrol Science)

細菌検証データ

方法

各細菌に対して所定濃度の試験溶液を所定時間作用させ、寒天平板混釈法により残存生菌数(CFU/mL)を測定しました。

結果

二酸化塩素は、次亜塩素酸ナトリウムと比較して各種細菌に対する抑制作用が高いことが示唆されました。

二酸化塩素ガス溶存液の黄色ブドウ球菌除去実験結果
二酸化塩素ガス溶存液の大腸菌除去実験結果
二酸化塩素ガス溶存液の緑膿菌除去実験結果
二酸化塩素ガス溶存液のサルモネラ菌除去実験結果

大幸薬品検証データ

二酸化塩素ガス溶存液の腸炎ビブリオ除去実験結果
二酸化塩素ガス溶存液のキャンピロバクタ―除去実験結果
二酸化塩素ガス溶存液のセレウス菌(芽胞菌)除去実験結果
二酸化塩素ガス溶存液のピロリ菌除去実験結果

第83回 日本細菌学会にて発表(横浜、2010)

二酸化塩素ガス溶存液の各種細菌に対する除去効果まとめ

99.999%以上の細菌を除去させる二酸化塩素ガス溶存液の濃度と作用時間
 

試験管内で、各種細菌に二酸化塩素ガス溶存液を所定時間作用させ、99.999%以上の細菌を除去させる濃度と時間を測定しました。

三浦孝典、柴田高 アニテックス 21(6), 11-16(2009).

論文要旨

真菌検証データ

方法

二酸化塩素ガス溶存液(二酸化塩素濃度 100 ppm)を白癬菌(Trichophyton rubrum)の懸濁液に添加し、室温にて所定時間作用させ、中和しました。中和後の試験液を寒天培地に接種し培養しました(25℃±1℃、7日間)。

結果

二酸化塩素ガス溶存液(二酸化塩素 100 ppm)で処理した場合、白癬菌(Trichophyton rubrum)の発育は認められませんでした。
二酸化塩素(100 ppm)を処理することにより、短時間で白癬菌(Trichophyton rubrum)が除去されていることがわかりました。

二酸化塩素ガス溶存液の白癬菌除去実験結果

試験依頼先 日本食品分析センター
試験成績書発行年月日 平成20年9月29日
試験成績書発行番号 第208071846-001号(一部抜粋)

二酸化塩素ガス溶存液の各種真菌に対する除去効果まとめ

99.999%以上の真菌を除去させる二酸化塩素ガス溶存液の濃度と作用時間

試験管内で、各種真菌に二酸化塩素溶存液を所定時間作用させ、99.999%以上の真菌を除去させる濃度と時間を測定しました。

三浦孝典、柴田高 アニテックス 21(6). 11-16(2009).

論文要旨

 

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