健康情報局

インフルエンザ HOW TO マニュアル 強毒型 新型インフルエンザに備える

H5N1型新型インフルエンザパンデミックが発生した時に備えて、流行前から準備をしておきましょう。
強毒型の新型インフルエンザ対策のポイントは、新型インフルエンザにかからないことと流行スピードを遅らせることが重要です。

準備1 人と接触をしない準備をしましょう

H5N1型新型インフルエンザのパンデミック時には、他人との接触を避けるため、できるだけ外出をしないことが最も安全です。
そのため、食料品や日用品、感染予防製品など生活に必要なものを備蓄しましょう。
新型インフルエンザの流行期間は6~8週間続くと予想されるので、約2ヶ月分の備蓄が理想です。

備蓄品チェックリスト ダウンロード

人と接触をしない準備をしましょう

準備2 家族の行動計画を立てましょう

パンデミックが発生した時に慌てないように、事前に行動計画を立てておきましょう。新型インフルエンザ発生前、海外で発生時、国内で感染者発生時、市町村内で感染者発生時などの段階別に、各自の役割を話し合っておきましょう。

行動計画表 ダウンロード

家族行動計画例

家族内の感染予防のために、次のようなルールを決めておきましょう。

外出しない

父・・・職場の対策マニュアルに従って、通勤方法・通勤時間・出勤の必要性を見直しなど

母・・・買い物や集会などの人が集まる場所に行かないなど

子供・・休校中は、必ず家で待機するなど

いきなり病院に行かない

受診する前に、発熱相談センターやかかりつけ医に電話連絡する。

やむをえない外出には、マスク、ゴーグル、帽子を着用する

帰宅時には、手洗い・うがい・洗顔をする

外出時の服装

準備3 毎日の健康管理&自宅での看護の準備をしましょう

パンデミック発生時に感染した疑いある場合や発病した場合には、できるだけ早く発見ができるように、毎日健康チェックしましょう。H5N1型新型インフルエンザでは、次の初期症状をチェックしましょう。

健康チェックシート ダウンロード

初期症状

・発熱(38℃以上) ・関節痛や筋肉痛 ・倦怠感 ・咳 ・嘔吐 ・下痢・腹痛

以降の症状

・息苦しい ・激しい咳 ・呼吸困難 ・鼻血や歯茎からの出血 ・多臓器不全

体温計測

初期症状がみられる場合や感染が疑われる場合に相談・連絡できるかかりつけ医や発熱相談センター、保健所の連絡先を、わかるようにしておきましょう。

緊急時連絡先用紙 ダウンロード

パンデミック発生時には、医療機関での受診や入院が困難な場合や軽症者は自宅療養することがあります。強毒型のH5N1型新型インフルエンザでは、看護する人や他の人に感染しないよう、しっかりと準備しておきましょう。

他の家族から隔離

看護する時の注意

  • 患者の排泄物、使用後のマスクや手袋、ティッシュペーパーなどはウイルスに汚染されているので、ビニール袋に入れて、密閉して廃棄する
  • 患者が触れた所は全て消毒・除菌しましょう
  • 患者が使用したタオルや衣類などは、他の家族と共用したり、一緒に洗濯してはいけない

準備4 感染予防を習慣にしましょう

日頃から、帰宅時に、正しい手洗い、うがいを習慣づけておきましょう。
咳やくしゃみをする時には、咳エチケットを行いましょう。
接触感染を予防するために、食器、調理道具、共用で触れるところは、熱湯や消毒・除菌剤などを使って消毒・除菌しましょう。
空気中のウイルスを減らすため、換気を習慣づけたり、加湿器や空間除菌剤、空間除菌機器などを使用しましょう。

手洗い・咳エチケットイメージ
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