健康情報局
ジメジメしたむし暑い季節は、細菌が増えやすく食あたりを起こしやすい時期です。厚生労働省からの発表によると、5月から10月頃にかけて食中毒の発生件数が多いことがわかります。
最近では、冬場の発生件数も増えており、これはノロウイルスなどのウイルスが原因で起こる食中毒がほとんどです。
これらの数は保健所へ届けのあった数だけですので、実際にはもっと多いと推察できます。
食あたりとは、「食物の毒に中(あた)る」ということで、医学的には食中毒といいます。その原因は細菌によるものが4割を占め、その他にはウイルス、化学物質、自然毒が原因となります。
細菌性の下痢は、食物とともに摂取された病原性の細菌が腸管内で増殖し、腸管上皮細胞などに菌が侵入したり、腸管内で菌がつくった毒素によって起こる場合と、食物や物体についた病原性の細菌が一定数以上に増えた状態で摂取して起こる場合に起こります。喫食後3時間~24時間で発症し、下痢や腹痛、時には発熱や血便が出る場合もあります。
「食あたりかな?」と思ったら、まずは症状を確かめましょう。下痢便に血が混ざってないか?、高熱はないか?、ひどい腹痛はないか?
正露丸・セイロガン糖衣Aは、腸の運動を正常に戻し、腸内の過剰になった水分量を調整して食あたりによるつらい下痢を改善します。正露丸・セイロガン糖衣Aを服用したら、下痢による脱水症状を防ぐため、水分を十分とってください。 ただし、嘔吐の場合、発熱を伴う下痢、血便の場合、または正露丸やセイロガン糖衣Aを服用しても症状が改善しない場合には、早めに医療機関で受診してください。
外出中や夜中に、突然、下痢になったりすると、とてもつらいものです。いつ起こるかもしれない食あたりのために、ご家庭に、職場に、かばんに、正露丸・セイロガン糖衣Aをお忘れなく。