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有効性3.ストレスによる下痢に対する効果

腸管と脳は密接に関係していることが明らかとなってきました。精神的なストレスを感じるとお腹の調子が悪くなるという経験は誰しもがあると思います。動物実験において心理的なストレスや物理的なストレスを負荷した際、腸管の水分分泌や大腸運動が亢進し、糞便の排出量が増加することが知られています。

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木クレオソートのストレスによる下痢に対する効果をみるために、世界標準の消化管研究を実施しています。下痢型IBS(irritable bowel syndrome, 過敏性腸症候群)治療薬の基礎的な薬効評価に使われているストレス誘発動物モデルを使って、木クレオソートがストレス誘発性の腸の水分分泌亢進と大腸蠕動運動亢進に有効に抑制作用を示すことを立証しました。
正露丸は古くから食あたりや水あたりなどの感染性下痢に有効な止瀉薬として服用されてきました。ところが、腸内の水分分泌を抑制し過剰な大腸運動を正常化することにより、感染性下痢だけでなく、ストレスによる下痢に対しても有効であるという根拠を示すことができました。衛生環境が高くなった現在でも、多くの方からご愛用いただいている大きな理由なのかもしれません。

木クレオソートのストレス誘発水分分泌に対する作用

冷却拘束ストレスを負荷したラットの空腸(小腸)および結腸(大腸)を摘出し、ウッシングチャンバー有効性1.in vitro 実験参照)を用いて、ストレスによって引き起こされる消化管内のイオン分泌亢進に対する木クレオソートの抑制効果を評価しました。木クレオソートは冷却拘束ストレス誘発の空腸および結腸のイオン分泌亢進を低下させました。

ストレス誘発性の大腸水分分泌亢進に対する木クレオソートの効果

ストレス誘発性の大腸水分分泌亢進に対する木クレオソートの効果

木クレオソートのストレス誘発大腸運動亢進に対する作用

ストレス関連ペプチドである副腎皮質刺激ホルモン放出因子(corticotropin-releasing factor, CRF)を、ラットの脳室内に投与し擬似的なストレス状態にし大腸運動を亢進させた動物を使って、木クレオソートの効果を検証しました。CRFとは、ストレスを感じると視床下部より放出され、副交感神経が興奮して、腸の筋層間神経叢を刺激して平滑筋の収縮が起こり、蠕動運動が亢進すると考えられています。
この結果、臨床用量相当の木クレオソートはCRF誘発の大腸運動亢進を正常な運動レベルに戻し、CRF誘発の排泄糞便数増加を減少させました。一方、CRF未投与ラットに臨床用量の5倍量の木クレオソートを投与したところ、正常な大腸運動を過剰に抑制することはありませんでした。木クレオソートは、ストレス誘発の大腸運動異常亢進を正常化することが示されました。

ストレス性の大腸蠕動運動亢進に対する木クレオソートの効果

ストレス性の大腸蠕動運動亢進に対する木クレオソートの効果
 

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