健康情報局
下痢は腸の働きが異常になっているので、腸を安静にしてあげることが重要です。おなかをあたため、できるだけ安静にして様子をみてください。正常な便にもどるまでは、消化のよい食事を心がけることも大切です。
激しい下痢や、下痢が長く続くと、体内の水分・電解質・栄養分が失われます。脱水症状や栄養失調を引き起こすこともあります。特に高齢の方やお子様では、これらの状態が悪化すると生命の危険もありえます。下痢の時は、十分な水分補給を心がけてください。経口補水塩のような体に電解質を吸収しやすい飲料の摂取が大切です。
下痢止め薬を服用後、数日(4~5日が目安)経過しても改善が見られない場合は、大腸ガンや潰瘍性大腸炎、クローン病などの腸自体の炎症や潰瘍によるもの、慢性膵炎などの疾患の可能性も考えられます。医療機関での受診をおすすめします。