<調査概要>
調査名:おならとお腹に関する調査
調査対象者:全国の40代~50代の女性1,032名
調査期間:2023年9月21日~22日 調査方法:インターネット調査
「今までに、『おなら』をしたくてもできずに困ったことがあるか」と尋ねたところ、「ある」(「過去に困ったことがあり、現在も困っている」と「過去に困ったことがあったが解決した」の合計)が、55.2%と過半数に達しました。また、「今までに、『お腹のガスによるハリ(腹部膨満感)』を感じて困ったことがあるか」)を尋ねたところ、こちらも「ある」(過去に困ったことがあり、現在も困っている」と「過去に困ったことがあったが解決した」の合計)が52.9%と過半数となり、多くの40代~50代の女性が「おなら」や「お腹のガスによるハリ」に悩みを抱えていることがわかりました。
続いて、おならや「お腹のガスによるハリ」で困ったことが「ある」と回答した人に、それぞれ具体的に困った場面を尋ねたところ、「おなら」では「仕事中」が63.7%で他を引き離してトップとなり、「移動中」(47.5%)、「デート中」(30.7%)が続きました。また、「お腹のガスによるハリ」に関して困った場面を尋ねると、同じく「仕事中」が46.5%でトップに。次いで「家の中での日常生活中(家事、睡眠など)」(34.1%)、「移動中」(30.2%)という結果となり、実は仕事中に「おなら」や「お腹のガスによるハリ」に困っている女性が最も多いことが明らかになりました。具体的なエピソードとして、会議中や研修中に困ったという声や、上司や同僚、お客様に対して気を遣う声のほか、集中できなかった、椅子に座っているのも辛かったなど、さまざまな困りごとが寄せられました。お腹に関する悩みはなかなか人に相談しにくいという方も多いもの。同じ職場で働きながら、実はおならや「お腹のガスによるハリ」に悩む40代~50代の女性も多いのかもしれません。
「お腹のガスによるハリ」で困ったことが「ある」と回答した人に、「お腹のガスによるハリ」が原因で困ったことを尋ねたところ、「仕事に集中できなくなった」(37.7%)、「食欲がなくなった」(26.7%)、「家族・友人・知人との会話が楽しめなかった」(23.4%)が上位となり、生活のさまざまな場面で困難があることがわかりました。
一方、「お腹のガスによるハリ」を感じたときに対処(対策)をしていることを尋ねると、「食生活を変える」(17.6%)、「運動をする」(16.3%)、「薬(医薬品・医薬部外品)を服薬する」(14.5%)への回答が多く寄せられました。「対処(対策)していない」(33.3%)「対処(対策)の仕方がよくわからない」(23.8%)の回答の割合も多く、悩みを抱えながらも適切に対処できずに困っている方もいるようです。また、家族や友人・知人に相談する人はほとんどおらず、適切な対処法が見つからず周囲が気づかぬうちに悩みを深めてしまうケースがあることもうかがえました。