【正露丸の真実】
正露丸の主成分であり、お腹に有効に作用する木(もく)クレオソート・・・。しかしながら、この木(もく)クレオソートに関して、様々な誤解が生じているのも事実です。 ここでは、最新の研究データを元に、木(もく)クレオソートに関する誤解を解決します。
正露丸の主成分である木(もく)クレオソートは、1830年にドイツで木(もく)タールから分離され、その当時には化膿症の治療や外用消毒薬として用いられていました。その殺菌作用から、食肉の防腐剤、鎮咳剤、肺結核にも用いられていました。その後、胃腸疾患の治療に使われるようになり、南北戦争ではその消化器官に対する効果が高く評価されました。
こうした過程から、「木(もく)クレオソートを主成分としている正露丸は消化器官に対して殺菌することで効果を発揮している」という仮説が生まれました。
木(もく)クレオソートは殺菌作用による下痢止め薬と考えられていましたが、最新の研究では木(もく)クレオソートには、腸のぜん動運動を正常に戻し、腸管内の水分量を調整する働きがあることが明らかになりました。この働きによって小腸や大腸を安静に保ち、下痢や軟便を改善することがわかってきました。
また、木(もく)クレオソートを服用すると胃から血中に吸収され、腸内に到達するのはごく微量であることがわかりました。腸に到達する量では、腸内の悪玉菌を殺すことはできません。また、善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌の発育を抑制することはありません。
木(もく)クレオソートは、お腹を守る菌を殺すことなく、腸の運動と機能を調節して腸のトラブルを改善するのです。
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