大幸薬品は、ラッパのマークでおなじみの『正露丸』をはじめとする製品を通じ、
常備薬という形で多くのご家庭の「備え」を支えてまいりました。
ラッパのマークに使われている「ラッパ」は、かつて合図や知らせに使われ、
大切な情報を伝える役割を担っていたことに由来しています。
創業80周年を機に、この「備える」「知らせる」という原点を大切にし、
『ラッパのマークは備えのしるし』
プロジェクトを立ち上げました。
災害時の不安1位は「トイレ」。でも防災用品の中で、備蓄率は10位。※
“流してはいけない”を約半数が知らない実態も。
※大幸薬品調べ 調査協力:インターネット調査/調査対象:20歳~69歳/有効回答数:1,095人/調査時期:2026年7月10日~7月13日
防災の日(9/1)を機に見直したい
「トイレの備え」
大幸薬品は、2026年7月、全国の20〜60代の男女1,095人を対象に「災害時のトイレ防災に関する意識調査」を実施しました。本調査では、災害時における「トイレの備え」の実態を明らかにすることを目的に実施しました。
調査トピック
- 災害時の不安1位は「トイレ」66.1%、でも備えはわずか4割
- 災害時、トイレを“流してはいけない場合がある”ことを知らない人が約半数に
- 備えていても56.5%が目安の35回分に届かず
- 備えない理由トップは「必要だと思っているが未購入」
- 外出中の携帯用トイレ持ち歩き率はわずか4.2%
調査概要
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:20歳~69歳
- 有効回答数:1,095人
- 調査時期:2026年7月10日~7月13日
災害時の不安1位は「トイレ」66.1%、でも備えはわずか4割
地震や台風などの災害時に最も不安なことは「トイレが使えないこと」(66.1%)で、飲料水の不足(61.2%)・食料の不足(57.9%)を上回りました。一方で、「非常用トイレ」を自宅に備えている人は41.3%にとどまり、「意識」と「備え」に大きなギャップがあることが明らかになりました。
地震や台風、大雨などの災害時を想定したとき、
あなたが特に不安に感じることをすべてお選びください。(n=1,095)
災害時、トイレを“流してはいけない場合がある”ことを知らない人が約半数に
大地震直後、安全確認前にトイレを流してしまう可能性がある人は45.6%にのぼります。大地震の直後は、見た目には水が流れる状態でも、排水管などが破損していれば、流した水が汚水となって逆流し、集合住宅では下の階へ被害が及ぶことも。断水していなくても、安全が確認できるまではトイレの水を流さず、非常用トイレなどを使用することが重要です。
大きな地震が起きた直後、断水はしていないものの安全確認ができていない状態で、
トイレの水を流してよいと思いますか。(n=1,095)
- 排水管などの安全が確認できるまで流さないほうがよいと思う
- 汲み置きの水などがあれば流してよいと思う
- 問題なく流してよいと思う
- わからない
- その他
災害時に安易にトイレの水を流すと、次のようなリスクがあることを知っていましたか。
あてはまるものをすべてお選びください。(n=1,095)
非常用トイレを備えていても56.5%が目安の35回分に届かず
非常用トイレを備えている人のうち56.5%が「20回分以下」しか備えておらず、目安とされる1人あたり35回分(1日5回×7日分目安※)に届いていません。また11.6%が「何回分あるか把握していない」と回答しました。(※出典:経済産業省)
あなたが現在、自宅に備えている非常用トイレ(携帯用トイレを含む)は、
一人当たりおよそ何回分ですか。(n=448)
- 101回分以上
- 51〜100回分程度
- 21〜50回分程度
- 5〜20回分程度
- 5回分未満
- 何回分あるか把握していない
非常用トイレを備えない理由トップは「必要だと思っているが未購入」
非常用トイレを備えていない理由のトップは「必要だと思っているが、まだ購入できていないから」(24.1%)。次いで「飲料水や非常食を優先しており、トイレまで意識が向いていなかったから」(22.0%)、「災害時に自宅でトイレに困る状況を想定したことがなかったから」(20.3%)と続き、“行動の先延ばし”が課題であることがわかりました。
あなたが自宅に、非常用トイレを備えていない理由として、
あてはまるものをすべてお選びください。(n=636)
外出中の携帯用トイレ持ち歩き率はわずか4.2%
普段の外出時に「携帯用トイレ」を持ち歩いている人はわずか4.2%。持ち歩かない理由は「外出中にトイレが使えなくなる状況を想定したことがなかったから」(35.6%)が最多で、備えの意識が自宅に偏っている実態が明らかになりました。
あなたが普段の外出時に持ち歩いているものをすべてお選びください。(n=1,042)
あなたが普段の外出時に、携帯用トイレを持ち歩いていない理由として、
あてはまるものをすべてお選びください。(n=998)
まとめ
今回の調査から、災害時のトイレへの不安は大きいものの、意識が行動に結びついていない実態が明らかになりました。
災害時のトイレは、使えなくなってからでは対応が難しい備えのひとつです。自宅には必要回数分の非常用トイレを、外出時には携帯用トイレをポーチなどに入れておくことで、まずは日常の中から「トイレ防災」を始めてみませんか。
大幸薬品はおなかの健康に向き合ってきた企業として、トイレを我慢することのリスクにも目を向けています。だからこそ、トイレの問題を単なる設備の課題としてではなく、暮らしの備えの一部として、健康を支えてきた会社の視点から啓発していきたいと考えています。
今日からできる「トイレ防災」
断水時は水洗トイレが使えなくなる場合があります。避難所ではトイレに長い行列ができることも。いざというときに慌てないよう、必要なトイレ防災を今から確認しておきましょう。
災害時のトイレの備え
●家庭での備え
家族の人数×日数分を備蓄し、
保管場所を共有しておく。
●外出時での備え
防災ポーチに1回分を入れておく。すぐ取り出せる場所に。
非常用トイレは
どれくらい必要?
1人あたり、1日5回分×7日分※が目安です。家族の人数分を備えておきましょう。
トイレットペーパーや除菌ウェットティッシュ、アルコール消毒液なども忘れずに。
※出典:経済産業省
お家にあるもので!
非常用トイレの作り方
① ポリ袋を便座に被せる
② 刻んだ新聞紙を入れる
ない場合の応急対応として、段ボール・紙おむつ・ペットシーツでも代用できます。
調査監修:備え・防災アドバイザー
高荷智也(たかに ともや) 氏
災害時の命と健康を守る「トイレの備え」。備え・防災アドバイザー 高荷智也氏が、命と健康を守るために知っておきたいトイレ防災の基本と、今日からできる備えのポイントを解説します。
大幸薬品は、この「トイレの備え」を実際に手に取れる機会をつくりました。
「トイレの備え」を、駅で手に取れる備えに。
2026年9月、防災週間にあわせて、大阪メトロ御堂筋線 なんば駅・梅田駅にて、壁面から実物の携帯用トイレをはがして持ち帰れる体験型広告を実施。多くの方に備えを手に取っていただきました。携帯用トイレには、備え・防災アドバイザー 高荷智也氏監修による「外出時に持ち歩きたい携帯用防災グッズリスト」を同封しました。
2025年/命を守る「音」の防災
2025年
命を守る「音」の防災
防災意識調査を実施し、音の備えに課題があることが明らかになりました。その結果をもとに、吹田市の小学校へ防災ホイッスルを寄贈し、高荷智也氏による防災授業を実施しました。
今後に向けて
「備える」を、
もっと身近な文化に。
大幸薬品はこれからも、
生活者の「備え」に寄り添い続けます。
