局外規ビフィズス菌 成分表示 | ラッパ整腸薬BF

局外規ビフィズス 成分表示

 

フェカリス菌
ビフィズス菌

ビフィズス菌は腸内構成菌の主要な一員であり、ビフィドバクテリウム属に属する一群の菌の総称です。ビフィズス菌は現在20種類以上の菌種に分類されており、ラッパ整腸薬BFには Bifidobacterium longam (ロンガム菌) を含みます。
ヒトの腸管内にすみついている菌で、ブドウ糖を分解して乳酸と酢酸を盛んに産生します。その結果、腸内の酸性度が高まり、悪玉菌の発育・増殖を防ぎます。


製法 ビフィズス菌(Bifidobacterium)の生菌菌体を集め、乾燥した後、デンプン、乳糖、白糖など適当な賦形剤又はそれらの混合物と混合して作製します。
性状 白色~わずかに黄褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいを有します。
薬理 腸内で増殖する際に乳酸と酢酸を産出して悪玉菌の増殖を抑えると共に、悪玉菌が産出する腐敗産物を抑制することにより、優れた整腸作用を発揮します。
一口
メモ
ビフィズス菌は、ヒトの腸内にすみついている菌の中で最も優勢な善玉菌です。離乳期、成年期を過ぎ老年期を迎える60歳くらいになると腸内のビフィズス菌は減少します。反対に悪玉菌の代表である大腸菌やウェルシュ菌が増えてきます。便がいつもひどく臭う、便秘がちというのはそのためなのです。こうした腸内の老化は、最近若い人にも見受けられるようです。
さて、ビフィズス菌は母乳栄養児の腸管内菌叢の主要な菌種で、人工栄養児には少ないと言われています。これは、ビフィズス菌がN-アセチルグコサミンと言う発育促進物質(ビフィズス因子)を必要とするためで、この物質は母乳中には多く含まれていますが、牛乳中には少ないためです。

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