社内弁護士森田の訴訟奮戦記ブログ

このブログでは、大幸薬品の社内弁護士である森田が、「セイロガン糖衣A」ブランドを守るために行っている活動やブランドへの「思い」をお届けします。

あの裁判の「その後」

2013年1月 7日

今回は、以前本ブログで取り上げた裁判の「その後」について紹介したいと思います。

新年あけましておめでとうございます。

本年も本ブログをよろしくお願いいたします。

本ブログも2011年10月の開始から1年と3ヶ月が過ぎ、回数も今回で59回目を数えるまでになりました。

たまに「いつまで続けるのか」と質問されますが、「セイロガン糖衣A」裁判をきっかけに開始したブログですので、この裁判が終結するまでは続けたいと思っています。

ところで、本ブログでは、当社が提訴している「セイロガン糖衣A」裁判を始め、様々な裁判を紹介しました。

その際必ずと言っていいほど、最後に「この裁判も今後の推移を見守っていきたいと思います」との締めくくりになっていたと思います。

では本当に「見守っているのか」疑問に思っている方も少なからずいらっしゃると思いますし、本ブログで取り上げた事件について関心のある方もおられると思いますので、今回は以前に取り上げた裁判の「その後」について紹介しようと思います。

まず、「セイロガン糖衣A」裁判提訴後まもなくして提訴された「白い恋人」VS「面白い恋人」事件ですが、この事件については、2011年11月の提訴以降1年以上たった現在でも、1審でどのような解決がなされたか(判決が出たのか、それとも和解により解決したのか)、情報は出ておらず、不明です。

この事件については原告側、被告側とも積極的に訴訟経過を情報発信しておりますので、1審での結論が出されれば、必ずどちらかからは公表されるはずですが、現在でもそれがなされていません。よって、現在も1審での審理中であろうと思われます。

そして、越後製菓と佐藤食品工業間の「切り餅特許裁判」については、1審で被告である佐藤食品工業が勝訴し、2審では原告である越後製菓が逆転勝訴。その後、佐藤食品工業によって最高裁判所に上告されたことまでは紹介したと思います。

この上告に対する判断は、昨年9月に出されており、佐藤食品工業側の上告は棄却され、佐藤食品工業側の敗訴が確定しました。

また医薬品のネット販売を行う会社が国を相手に訴えた「医薬品ネット販売規制」事件については、1審で国側が勝訴したものの、2審ではネット販売会社側が逆転勝訴し、その後、国側が上告しましたが、今月出される予定の判決により、国側が敗訴する見込みであることは、前回のブログで紹介したと思います。

さらに新日本製鐵(現新日鉄住金)がポスコ社に対し、昨年4月、新日本製鐵が保有する機密情報の不正取得を理由に訴えた裁判については、現在も1審における審理が続いているようです。

ちなみに当社が提訴した「セイロガン糖衣A」裁判はといえば、昨年9月に当社敗訴の判決が出されましたが、即日大阪高等裁判所に控訴し、現在まさに2審での審理中です。

皆さんにいい報告ができるよう鋭意奮戦中、といったところです。

今回はこの程度で終了しますが、これからも「セイロガン糖衣A」裁判を含む様々な裁判(その経過も含む)や法律に関するエピソード等を紹介していきたいと思いますので、今後とも本ブログをよろしくお願いいたします。

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