社内弁護士森田の訴訟奮戦記ブログ

このブログでは、大幸薬品の社内弁護士である森田が、「セイロガン糖衣A」ブランドを守るために行っている活動やブランドへの「思い」をお届けします。

株主総会

2012年7月 2日

今回は、当社も含めて先週集中的に開催された株主総会について語っていきます。

ブログの更新の間隔が開いてしまいました。
本ブログを読んでいただいた皆様、申し訳ございませんでした。


ブログの更新の間隔が開いてしまった理由の1つに、先週開催されました当社の株主総会の準備に相当な時間をとられていたためです。


皆さんも先週のニュースで、大手電力会社の株主総会が開かれ、株主である地方公共団体の首長が質問したり、最近不祥事を起こした会社が株主総会の場で株主に謝罪したとの報道がなされたことはご承知の通りであろうと思います。


株主総会には、定時に開催されるものと臨時で開催されるものがあり、先月集中的に開催されたものは定時に開催される株主総会です。


一般に企業の定時株主総会は6月に開催されることが多く、この時期になると株主総会のニュースが流れたりしますが、6月に株主総会を開催する会社ばかりではなく、4月や5月に定時株主総会を開催する会社もあります(なお、ユニクロブランドで有名なファーストリテイリング社は毎年11月に開催しています)。


これは、定時株主総会はその会社の決算を締めた時から3か月以内に開催されるのが通例で、日本の、特に上場会社においては3月末に決算を締める会社が多いことが関係しています(ですから、12月末に決算を締める会社であれば、2月ないし3月に定時株主総会が開かれていると思います)。


それはさておき、株主総会の準備としては、まずは本番までのスケジューリングに始まり、総会に上程する上程議案の検討、株主に送付する株主総会の招集通知をはじめとする法令により作成が義務付けられている資料の作成、想定される株主からの質問に対する回答をまとめた想定問答集の作成など膨大な手間と時間を要する作業が必要となります。


上場企業であれば、6月に開催する場合でも、だいたい半年前である年明けから準備に入るのが多いようです。当社でもその例に漏れず、年明けごろから準備を開始していました。


しかしながら実際には電力会社のように総会終了までに5時間以上も費やすケースは極めてまれで、1時間以内に終了するケースが大半です(当社もそうでした)。


この約1時間のためにどの会社も半年前から準備をするのです。どの上場会社もその準備に費やした時間は膨大なものではないかと思います。


なぜこのように準備に時間を費やすのでしょうか。


それはこの株主総会がその会社における最も重要かつ大切な会議だからです。


取締役の任期を1年としている会社(当社もそうです)では、この株主総会で新任や再任を承認されなければ、取締役は次からこの会社で取締役として仕事ができなくなります。


株主総会の承認がなければ、会社の根本規則である定款の変更もできません。


このように株主総会は会社の最も重要な事項を決定する場であるとともに、会社と株主とが直接コミュニケーションをとることができる、ほぼ唯一の場でもあるのです。


その株主総会も無事終了しました。次は裁判です!!


勝訴に向けて全力投球していきます!!

[カテゴリー:]

< 裁判もいよいよ終盤 記事一覧 準備書面とビジネス文書 >

y[Wgbv