社内弁護士森田の訴訟奮戦記ブログ

このブログでは、大幸薬品の社内弁護士である森田が、「セイロガン糖衣A」ブランドを守るために行っている活動やブランドへの「思い」をお届けします。

今年を振り返って

2011年12月12日

今回は、今年1年の振り返りと私が担当した反社会的勢力排除に関する業務について簡単に紹介したいと思います。

今年ももう残りわずかとなりました。

毎年様々なことが起こりますが、今年は3月に発生した東日本大震災がもっとも大きな出来事だったのではないかと思います。

当社もこの震災の影響で東京営業所(現:東京オフィス)に勤務している社員の帰宅に影響が出たり、この震災の日に開催されたジャパンドラッグストアーショー(当社も出展)が中止になるなど大阪に本社のある当社にも少なからず影響が出ました。

私にとっての大きな出来事としては、やはり今回の裁判です。

年初は、まさか自分が裁判を担当することになるとは思ってもみませんでした。

ところで、私は当社に入社して以来、契約書審査や株主総会業務等一般的な法務の仕事だけでなく、上場準備業務など他の会社ではなかなか経験できない仕事をすることができました。

この上場準備業務の中でも私が特に担当したのが、「暴力団など反社会的勢力の排除体制構築業務」です。

これは簡単に言えば、当社が暴力団など反社会的勢力と関係を持たないようにするための体制を作るための業務で、当社が上場するに当たり、証券取引所から強く要求されたことから急遽発生した業務でした(10年以上前に上場した企業では上場の際、おそらくこのようなことは求められていなかったと思います)。

この業務は他に参考になるケースや前例がなく、各都道府県で制定施行された暴力団排除条例の影響もあり、最近では様々な書籍が出ていますが、私がこの業務を担当しているときはほとんど参考になる書籍はありませんでした。

まさに正解などない中での業務でしたが、当社の上場を支えていただいた主幹事証券会社などのアドバイスもいただき、何とかやりきることができました。

そして今年、中央経済社が出版している「ビジネス法務」11月号と12月号に、「わが社の反社会的勢力に対する取り組み」として、座談会の形で参加するという機会を得ました。同誌では、2号にわたり、当社における反社会的勢力の排除体制や私がこの業務を担当していたときの話が掲載されました。

前々から反社会的勢力排除体制構築という(一種特殊な)業務の経験を何らかの形でまとめたいと思っていただけにこのような形で掲載していただけたことは非常に幸運なことでした。

今回の裁判の経験も、終了後には、本を書くなり、論文を書くなりして、自分なりにまとめていければと思っています。

[カテゴリー:]

< 「白い恋人」と「面白い恋人」 記事一覧 法務の仕事 >

y[Wgbv