社内弁護士森田の訴訟奮戦記ブログ

このブログでは、大幸薬品の社内弁護士である森田が、「セイロガン糖衣A」ブランドを守るために行っている活動やブランドへの「思い」をお届けします。

551蓬莱の豚まんと蓬莱本館の豚まん

2011年12月26日

今回は、「551蓬莱」の豚まんと「蓬莱本館」の豚まんの話を通じ、ブランド管理の難しさについて述べていきたいと思います。

今回で今年最後のブログになります。

10月の開設以来、12回目となりました。

「訴訟奮戦記」と銘打ちながら、正直なところ、裁判は1ヶ月から2ヶ月間隔で開かれるため、ほとんど裁判の内容に触れられないのが残念ですが、来年も皆さんに興味を持ってもらえるよう、内容を充実させていきたいと思っています。

さて皆さん、大阪のお土産として、有名な豚まんといえば、テレビCMでよく見る「551蓬莱」の豚まんだと私は思っていますが、最近、私の家の近くのスーパーのチラシに、「蓬莱」のブランドの豚まんが掲載されていました。

そのチラシに掲載されていた豚まんは、そのパッケージの「蓬莱」の文字が「551蓬莱」の文字とよく似ており、関西で「蓬莱」の名前のつく豚まんといえば、テレビCMなどの影響で「551蓬莱」を連想することから、そのチラシに載っていた豚まんも「551蓬莱」が製造したものかと思いました。

しかし、「551蓬莱」のホームページで調べてみると、「551蓬莱」はスーパーで販売しているような冷凍用の豚まんは製造販売しておらず、スーパーのチラシに乗っていた豚まんは、「551蓬莱」とは別会社の「蓬莱本館」が製造したものだったのです(なお「551蓬莱」と「蓬莱本館」のホームページによれば、「551蓬莱」と「蓬莱本館」とは同じルーツの会社のようです)。

また「551蓬莱」そして「蓬莱本館」のホームページによれば、「551蓬莱」の豚まんと「蓬莱本館」の豚まんとは、味や製造方法も全く違っているそうです。

私自身、このように調べなければ、スーパーで販売している「蓬莱本館」の豚まんを、テレビCMでよく見る「551蓬莱」の豚まんと間違って買うところでした。

「551蓬莱」も、私のような消費者がいることを考慮してか、ホームページに「551蓬莱」の商品には必ず「551」が付いているから、「551」のマークがあるかを確かめた上で購入するよう注意を促しています。

同じルーツの会社であることもありますが、この事例1つをとってみても、ブランド管理の難しさを痛感させられます。

さて、来年は裁判の何らかの結論が出ると思います。

良い結果が出るよう、全力でがんばっていきます。

それでは皆様よいお年を!!

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